コラム

COLUMNヒアルロン酸による豊胸術で理想的なバストを手に入れるための注意点など

バストサイズを大きくする豊胸術の中でも、最も手軽に受けられる事で人気の方法がヒアルロン酸注入による豊胸術です。
ヒアルロン酸注入による豊胸は他の豊胸術と比較して術後の身体的負担などもなく、豊胸をしてみたいけれどダウンタイムがあまり取れないというかたや、長期的な副作用リスクが心配という方に適した術式です。
今回はそんなヒアルロン酸注入による豊胸術について、どのような特徴がある治療なのかや、で理想的なバストを手に入れるために注意するべきポイントなどを解説します。

ヒアルロン酸注入とは?

ヒアルロン酸はもともと私たちの体の中にも存在している成分で、沢山の水を抱え込んで膨らむ性質から肌の保湿機能であったり、関節での緩衝材としての役割などを発揮しているものです。
ヒアルロン酸は水分を含ませる事によってジェル状となりますが、これを注射によって皮下に注入する事で皮下のボリュームをアップさせる方法がヒアルロン酸注入です。

元々ヒアルロン酸自体は体内に存在している成分でもあるため、注入する事によるリスクは非常に少なく、とても安全性の高い治療を行う事ができます。

また、ヒアルロン酸は適度な硬さから顔つきに自然な変化を作りたいというような要望にも適しており、ヒアルロン酸注入はバストのボリュームを増加させる豊胸術だけではなく鼻を高くしたり顎先を伸ばしたり、シワを改善したりと様々な美容整形術に用いられています。

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注入したヒアルロン酸は一定期間で分解されて無くなる

ヒアルロン酸は元々体内にある成分とご紹介しましたが、体内ではヒアルロン酸の合成と分解が常に行われいて、古くなったヒアルロン酸を分解する仕組みがあります。
ヒアルロン酸を分解する酵素を「ヒアルロニダーゼ」といいますが、この酵素の働きで注射によって注入したヒアルロン酸も徐々に溶かされ、体内に吸収されていってしまうのです。
そのため、ヒアルロン酸注入の効果は短くて半年、長くて2~3年程度であり、最終的には治療前の元の状態に戻っていく事となります。

バストアップ目的の場合は他の部位の治療と比べて量を多く入れる事から、注入の効果は長く持つ方となります。
ただし、ヒアルロン酸注入の持続期間というのはあくまでも注入した分量全体がなくなるまでの期間を指したものであって、ヒアルロン酸はある時を境に急激に無くなるのではなく、徐々に分解されて無くなっていくものですので、実際には注入したあとから少しずつボリュームが減っていくという形となります。
そのため、ヒアルロン酸注入のみである程度のボリュームを維持していくのであれば半年に1回程度のタイミングで、減少分を追加するというような治療が必要となります。

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注入するヒアルロン酸製剤には色々な種類がある

治療で注入が行われるヒアルロン酸製剤には、様々な種類があります。
製剤の種類はヒアルロン酸の粒子の大きさなどによって異なり、製剤の種類によって触った時の硬さや、分解・吸収されてなくなるまでの期間が異なります。
せっかく注入するのであれば長持ちするものを選びたくなるところではありますが、長期間持続するもの=分解されにくいものであり、性質として硬めのものが多いため、治療目的に合わない場合もあります。

また、豊胸術などに使用されるヒアルロン酸製剤と異なり、最近では肌治療のための吸収されやすい「非架橋型」と呼ばれるタイプの製剤もあります。
このタイプは皮下の細胞を刺激する事で肌の代謝を向上するといった目的で使用されるもので、ボリュームアップを目的とした治療とは根本的に性質が異なります。

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ヒアルロン酸がしこりとして残り続ける場合もある

ヒアルロン酸は体内で吸収されてなくなっていくものと紹介しましたが、実は必ずしも全てが吸収されず、しこりとなって残ってしまうケースもあります。
これは、一度に多量の注入を行ったケースや、治療目的と合っていないタイプのヒアルロン酸製剤を使用したケース、または製剤の扱いが適切でなかったケースなどでおこりやすいトラブルで、なかなか分解されなかったヒアルロン酸が体にとって「異物」と判断され、周りに硬い膜などが作られる事によってしこりになって残り続けてしまうというものです。

吸収されずに残る状態になるとはいっても、硬いしこりとして残る形となりますので場合によっては皮膚が凸凹になってしまって目立つなどのトラブルにもなりますし、自然さはありませんのでポジティブな変化ではありません。
こうしたトラブルを回避するためには、適切な製剤の利用や注入量の選択、確かな技術力を持った医師の治療を受けるといった点が必要となります。

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ヒアルロン酸注入で期待できるサイズアップ

ヒアルロン酸注入では注入する分量で増加できるボリュームの調整が可能です。
目安としては片方のバストに100cc程度の注入を行うと、ブラジャーのサイズで1カップ大きくする事ができます。

ただし、注入する量については多くのクリニックが上限を設定しており、一度に注入できる分量は、治療を受ける方の体型などによっても異なりますが、片方のバストで200㏄程度です。
その理由として、一度に多くの量を注入しすぎると前述のように「しこり」が出来てしまいやすい事や、そもそもバストを大きくするためにはバストの皮膚も伸ばさなくてはいけないため、量が多すぎると自然なボリュームアップができないためです。

大幅にサイズアップを目指したい場合はヒアルロン酸注入ではなく人工乳腺(シリコンバッグ)による豊胸でも、小さいバッグから少しずつバッグのサイズを大きくしていく必要があるように、ヒアルロン酸注入で行う場合も少しずつ量を増やして治療を繰り返すといった方法が必要となります。

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ヒアルロン酸注入で理想の体型を手に入れるポイント

実際に治療を受ける際、理想的な体型を手に入れるためのポイントとなるのは下記のような点です。

デザインにこだわる

豊胸術というと「どのくらいボリュームが増やせるか」という点にばかり意識が向きがちですが、単純なボリュームアップよりもどのようなデザインにするかという点がとても重要です。

同じサイズでもデコルテ側にしっかりとボリュームがあると全体的に大きく見えますし、バストが小さく見えてしまいやすいような「離れ乳」の状態であれば、バストの外側に多めの分量を注入する事で全体を内側に寄せるなどのデザインにするだけでも見た目の印象が大きく変わります。

自身のお悩みに対して最適なデザインを作り上げるためには、術前のカウンセリングで理想のデザインを医師としっかり共有する事が大切です。
術前のカウンセリングで,医師と十分な時間をかけた対応が行われるクリニックを選ぶ事が、一つ目のポイントとなります。

症例経験が豊富な医師を探す

ヒアルロン酸注入は注射だけの手軽な治療であるため、非常に多くの医師が取り扱っていますが、医師の技術力によって仕上がりや持続期間に大きな差が生じます。
注入の技術力によってはバスト内での注入量にバラつきが出来てしまい、仕上がりが不自然な形となったり、ヒアルロン酸の量が減少してきた時に形が崩れたりしてきてしまう可能性もあります。
また、そもそも目指す形や体質、生活スタイルなどによってはヒアルロン酸注入ではなく他の豊胸術を選択した方が良い場合もありますが、ヒアルロン酸注入しか取り扱っていない医師であれば他の治療を含めて提案するというような事は当然ありませんので、他の豊胸術も含めて症例経験が豊富な医師の治療を受ける事が、よりよい結果を手に入れるためのポイントです。

適切な製剤の取り扱いを行っているクリニックを選ぶ

ヒアルロン酸製剤は、製剤メーカーから直接正式なルートで仕入れが行われているケースと、個人輸入などによって仕入れが行われているケースなどがあります。
製品そのものが同じであれば治療の効果や結果は同じように思いますが、実際には流通経路における管理などの質が異なるため、正規ルート以外のものは製品の質が低下してしまっている事があります。

同じ製品であっても、質が悪くなっていると持続期間などに差が生じたり、しこりになりやすいなどの影響がでてしまったりしますので、しっかりと効果を得るためには正規ルートでの取り扱いを行っているクリニックを選ぶ事が必要です。

実際に、クリニックによっては粗悪なヒアルロン酸の注入を行って1ヶ月も経たないうちにボリュームがなくなってしまったというような被害報告などもあるようですので、こうしたクリニックを選ばないように注意しましょう。

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豊胸をご検討の方は是非一度城本クリニックにご相談ください

城本クリニックでは、ヒアルロン酸注射だけではなく幅広く豊胸術の経験と高い技術力をもつ専門の医師による診察、カウンセリングで、患者様にとって最適な治療法のご提案を行っております。
お悩みを解消するためには、まず自分自身の状態、そして最適な解消方法を知る事が大切です。
治療を行うかはまだ決めていないけれどまずは相談してみたいという方でも勿論大丈夫ですので、治療に興味をお持ちのかたは是非一度お気軽にご相談ください。

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本コラムの監修医師

1978/04:富山医科薬科大学医学部医学科入学
1984/03:富山医科薬科大学医学部医学科卒業
1984/06:大阪市立大学医学部付属病院研修医
1986/04:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学専攻
1990/03:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学修了
1990/04:田辺中央病院医長
1991/04:城本クリニック

医学博士 / 日本美容外科学会専門医
第105回日本美容外科学会 会長
城本クリニック総院長 森上和樹

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